タイの生活に必要なタイ語レベル!英語は喋れる方が良い?

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タイにも日本食レストランの「大戸屋」があるぞよ

タイに住みたい、長期間生活してみたい!と思った時の最初の壁は現地の言葉、タイ語です。

タイで暮らすとしても果たしてタイ語は必要なのか、必要だとしてどれほどのレベルが求められるのか、ということが心配になりますね。(英語ならまだしもタイ語は未知の言語ですし)

ここでは実際私がタイに5年程住んで感じた「必要とされるタイ語のレベル」や「英語は話せた方が良いのか」、また、そもそも「タイ語って難しいのか」など、実際タイで暮らす生活視点から、タイ語や英語が必要とされる6つのシーンを厳選して私なりに紹介したいと思います。

タイで暮らしてみたい、と思っているそこのあなた!この記事を読んでタイにおけるタイ語や英語の必要性について、あーこんな感じかな、というところが伝わりましたら幸いです。では行ってみましょう!

タイ語は簡単か難しいか

まずは、タイ語が必要となりタイ語を覚えるにしても、そもそもタイ語って難しいかどうか、というところを簡単に私の感覚からご紹介です。

タイで暮らす私のタイ語レベル

参考までに今現在タイで暮らす私のタイ語と英語のレベルからお話しすると、私のタイ語は、もうタイに5年も住んでるのに、日常会話が少しできる程度です(簡単なあいさつや、どこどこに行ったことがある、楽しかった、トイレに行きたい、など、ある程度の意思表示ができるレベル)。

英語は日常会話かそれ以上はできるレベルです。(ビジネスの交渉が英語でできるかと言うとそこまではできない)。

実際タイで暮らすまでは「タイ語で挨拶はできるよ」ぐらいのレベルでしたが、そうした中でいきなりタイへ引っ越ししています。

私の場合少し特殊な例だと思いますが、妻がタイ人であることが非常に大きく、妻とは(あくまで感覚的なイメージですが)英語6割、日本語3割、タイ語1割といった感じで話していて、タイにおいても、何かタイ語で必要なことがあれば妻に翻訳してもらったり通訳してもらってます。

タイのテレビ番組見ていてもほぼ何を言っているのか分からず、知っている単語がちょっと出てくると、その言葉だけ分かる、みたいな感じ。(何か面白そうなシーンが出てくると、あれなんて言ってるの?何話してるの?と頻繁に妻に聞くので、うるさい、とよく怒られる)

英語は日本にいる時、英会話学校に1年ほど通い(週二回、毎回1時間のレッスンで先生はカナダ人の英語ネイティブ)そうした中で、ある程度話したり聞けたりできるようになったのが私の今の英語です。(これが後にタイに住む、といった人生を変える元になった)

タイ語については、タイに引っ越し後、現地の大学で外国人向けのタイ語学習コースを数か月ほど受け、そうした中で日常会話は多少できるようになった、という感じ。それ以上に妻の親戚(特に物おじしない親戚の子供たち)との実際の会話の中で慣れた、鍛えられた、というのはありますが。

タイ語は聞き取りが難しい

そうしたバックグランドを持つ私から見て、外国語学習、という意味で英語とタイ語を比較してみると、タイ語の方が英語に比べて簡単なのかな、と思います。

深くは学習していないので本当かどうかは怪しいですが、タイ語を話す分には単語をある程度適当に並べれば意味は通じる、みたいなところがあり、英語に比べて少し緩めな言語、という感じでしょうか。(そうした意味では日本語に近い)

ただしタイ語の聞き取りは非常に難しい場合があり、単語の最後につく子音が日本人にはまず聞き取れない。(これに加えて中国語のように声調があり、これもやっかい)

子音については、たとえば最後に「t」とか「d」が付く似たような単語がありますが、当然それぞれの単語の意味は違うし、何度聞いてもどちらの単語をしゃべっているのか違いが全く聞き取れない。(それぐらい最後の子音は小さくて聞こえない。タイの人は明らかに分かるようだ。当たり前か...)

ある程度文章が分かれば、その文脈から「この場合はあの単語を指してるな」と分かりますが、単語を少しだけ並べたような短い文では、何を意味してるのか分からない、という場合も出てきます。(間違った解釈をしてしまう)

そうしたことに加えて私にとっての難関はタイ文字でした。これ、実は未だに全てを読むことができないんです。^-^;) タイ語は日常会話なら多少いける、でもタイ文字はほぼ読めない。

左が外国人向けの英語表記。右がタイ人向けのタイ語表記。外国人には現地の人の入場料がいくらかまず分からない

そんなんでタイに暮らせるのか?といえば、私の場合は、ひとえにタイ人の妻がいるから生活できている、という感じ。(妻なしでは生きられない体になってしまった)

では、日本人同士のカップル、または日本人一人でタイに住む場合、果たしてどれだけタイ語力が必要となるか、英語が喋れると良いことがあるのか、という点について、タイにおける暮らしの上で避けては通れない6つの重要シーン(タイの生活に重大な影響を及ぼす6シーン)に絞って見て行きたいと思います。(この6つのシーン以外はどうとでもなりそう)

タイ語が重要になるシーン

ではまずは6つの重要なシーンのうち、タイで生活する上で避けては通れない4大シーン、

  • 1)ビザの取得や更新(入国管理局)
  • 2)病院(診察など)
  • 3)空港(搭乗手続き)
  • 4)家の中(サービス依頼)

について各々見て行きましょう。

その1)ビザの取得や更新(入国管理局)

タイに観光で訪れる場合、1か月間はビザなしで入国できますが、それを超えて滞在するにはビザが必要です。

私の場合は、通称「家族ビザ」(タイ人と結婚している人用のビザ:有効期間1年)ですが、これ以外で30日を超えてタイに滞在するには、観光ビザ(有効期間:3か月とか6か月)やロングステイビザ(有効期間:1年)などが必要になる。

その有効期間を超えてタイに滞在したい場合には、タイ国内で入国管理局へ行って、ビザの更新手続きをする必要が出てくるんですね。

ビザの更新では、入国管理局に1番に乗りこむつもりで日の出前に出発だ。ゆっくりいくと順番待ちが多い場合、その日のうちに終わらないこともある

このビザの更新手続きでタイのお役人様とお話しする場合があり、そこでタイ語または英語が必要になるわけですが、まず申請書類は英語版もあるので、記入自体にはタイ語は不要。(英語で記入すればOK)

ただタイの入国管理局は、どこに何があるか、どの窓口でどのように対応しているのかが分かりづらく、そうした場合には、忙しくなさそうな窓口の人に聞くことになります。

また、書類を提出する際にも、

  • 「これが足りない」
  • 「ここ、記入がされてないから書いてよ」
  • 「これコピーが必要だよ」

など、会話も必要とされることから、普通にタイ語で対応する場合には

  • 「~の窓口はどこ?」
  • 「ここに記入してください」
  • 「これはどうすればよい?」

など、限られた範囲ですが、初級レベルのタイ語は必要になります。

ただ、同程度の英語が話せれば英語で通じるし、英語もタイ語も話せない、という場合には、通訳を雇う、または、ビザ取得のサポート専門に働いている人もいるので、そうした人を雇う、ということをすれば、タイ語、英語とも話せなくても特に問題なしともいえるところ。

ちなみに、書類には英語版もあり「タイ語での記入は基本的には不要」ですが、私の場合、ビザの更新に行ったとき、担当職員に「タイ語でも書いてよ」と言われたことが過去1回だけありました。(は?みたいな感じです)

どうも、受け付ける職員によってルールが変わることがあるようで(そこがまたタイらしくて良いんですが(笑)、こうした重要なところでその手の事が起きると泣きたくなる)、急遽妻に、こんなこと言われたよぉ!と訴えて、タイ語で代わりに記入をしてもらいました。

(入国管理局の職員からしてみれば、家族ビザだから流石にタイ文字ぐらい書けるでしょ、その方が自分も確認しやすいし、みたいな感じだったかもしれません)

【ビザの取得や更新のタイ語ポイント】

 

  • タイ語も英語もできなければ通訳や更新手続き専門の人に頼めばよい。
  • そうでない場合には、限られた範囲の初級レベルの英語やタイ語は必須。

その2)病院(診察など)

続いて2つ目は、暮らしのライフラインを支える非常に大きなポイント、病院です。(病院はただでさえ嫌いだから行きたくない!と言っていては駄目ですよ)

普段は健康でも、ところ変われば品かわる(いや違うか)、慣れない環境で体調を崩して病院に行かざるを得ない、という場合もあるでしょう。

私の場合、3つほどタイの総合病院に行ったことがありますが(タイの病院はどんなところか興味があり、いくつか試してみた)、それらからすると、病院における手続きは大体同じで以下のような感じです。

  • 1)受付でまず何が問題か、何を診てもらいたいかを伝える
    • どの科の医者が適しているか受付の人がまず判断
  • 2)その後病院スタッフが先生のところまで連れてってくれる
    • 付いてきてね、と別スタッフに言われるので、後をコソコソついていく
  • 3)血圧や体温、身長、体重を測る
    • 看護師に導かれて専用の部屋に入って血圧や体温などをチェック。「はい、~測りますね」、と言われるが、雰囲気で分かる
  • 4)時間が来たら医者に会って話をする
    • まずお決まりの「どうしましたか?」と聞かれるので、自分で気になっている症状などを説明したり、その後医者の所見を聞く

受付で話す、血圧などを測定する、実際に医者と話す、という場合には、タイ語か英語が必要です。

最初に受付スタッフや看護師などに「タイ語は話せる?」と聞かれることが多く、ここで「多少話せる」なんて言おうものなら、いきなりタイ語が迫ってきて物凄く後悔することになる(笑)。

ということから、私の場合、「英語が良いです」という意味で一言「イングリッシュ」(English)とか「イングリッシュ プリーズ」(English, please)とか言って、英語で言ってもらうようにしています。

外国人が行くような病院は、たいてい私立の病院になると思いますが、そうした病院には通訳のスタッフがいる場合も多い。

※)現地のタイ人は政府系の公的病院に行く場合が多い(費用が圧倒的に抑えられるが、朝行って夕方やっと順番が回ってくるなど待ち時間が異様に長いこともある)。私立は診察料が高いので訪れる人は普通の人数、というか、普通に行ってそれほど待たずに順番が回ってくる感じ。

タイは日本人の滞在者も多いのか、日本語タイ語の通訳さんもいる病院があったり、以前バンコクの病院を訪れた際には、お医者さん自体が全て日本語で説明してくれて、かなりびっくり。(そのお医者さんは日本で修業したようだ)

タイに来て今までトータルで5人以上のお医者さんと話していると思いますが、全ての人が英語で話せる。(日本では意識してませんでしたが、お医者さんはこれが当たり前なのかな?)

私の場合、タイ語では「ここが痛い」とか「これは問題ない」ぐらいしか話せませんが、病院では大体以下のように対応しています。

  • まずは日本語の通訳を付けてもらう
    • 「英語は多少分かる」と言いつつ、最初は日本語の通訳をできるだけ付けてもらう
  • 医者ともなるべく英語で話してみる
    • その上でお医者さんとも英語で直接話せる部分は話してみる(お医者さんのいっていることが分からなければ通訳に意味を改めて聞いてもらう)
  • 家に帰って関連の英語は復習
    • そうした中で、お医者さんが使う医療系の専門用語が大体わかるので、家に帰った後、使われる単語の意味を改めて把握しておく
  • 2回目以降は通訳なしで英語で話す
    • 2回目以降、同じお医者さんとは、通訳なしで直接英語で会話してみる

ちなみに通訳の人も忙しいらしく、通訳付けてよ、というと、30分とか1時間待たされる場合がある。英語で直接話せれば通訳を待つ必要もないのでそれに越したことはない。

【病院(診察など)のタイ語ポイント】

  • 病院では、そもそも日本語の通訳がいるかどうか事前に調べる
  • 日本語通訳のいる病院も多いので、そうした病院に行けばタイ語、英語が話せなくても基本問題ない
  • 英語が日常会話レベルで聞いたり話すことができれば、通訳も必須ではない

ただ、日本語通訳、といっても、日本人(日本語ネイティブ)の人は少ないようです。

タイの病院で働く日本人の通訳に一人だけ出会ったことがありますが、その方の場合、日本語-英語の通訳で、お医者さんとは英語でやりとりしてました。日本人以外の日本語通訳の場合「確かに日本語で話しているけど意味が良く分からない」という場合もあり聞き直したりする必要が出てきますが、これは致し方のない所ですね。

(通訳の持っている語彙の関係上、不自然な日本語や意味がとりづらい日本語になってしまう場合がある)

その3)空港(搭乗手続き)

そして6つの重要シーン3つ目として、どうしてもタイ語や英語が必要になるところ、と言えばそこは「空港」。

空港では、タイ国内移動、日本に帰国、という場合、以下の2つぐらいでタイ語や英語での会話が必要となるシーンがあると思います。

  • 1)チェックインカウンターで航空会社のスタッフと話す
  • 2)空港内で迷った時に、インフォーメーションカウンターの人に行き先を聞く

チェックインカウンターでは、流石に日本語を話すスタッフはいないので、英語(またはタイ語)での会話が必要ですが、会話と言っても「荷物はこれだけですか?」「パスポート見せてね」、ぐらいしか話しかけられないので、荷物、とか、パスポート、といった英単語が分かれば特に問題ないでしょう。

(海外旅行をする人なら、この感覚は分かると思います)

バンコクのスワンナプーム空港で見かける乗り物。いつか乗ってみたい(笑)

ただ日本への帰国時や日本からのタイへの入国時には必ず活用するバンコクのスワンナプーム空港はかなり広いので、乗り継ぎが必要となる地域に住んでいる場合には、次はどの方向に歩けばよいか、空港内で迷う場合がある。(私は今でも迷う自信がある)

こうした時は、ところどころに設置してあるインフォーメーションカウンターのカウンターレディに聞くことになりますが、「~に行きたいんだけど」ぐらいのタイ語、または英語、が話せれば全く問題なし

文章で話せなくても、どこから来たか、どこに向かうか、の「どこ」が地名が言えて、身振り手振りで説明すれば分かってくれるので、あとは、カウンターレディが指し示す方向に歩いていくだけ。

カウンターレディーと人生について語り合いたい、といった場合は別ですが(笑)、空港では特に英語が必要、タイ語が必要、といったことはなさそうです。

ただ、特にタイ国内の旅行ではフライトも遅延する場合も多く(下手したら何かの関係で欠航)、そうした場合には、「飛行機はいつぐらいになるの?」「どうなっているの?」と空港スタッフに聞きたくなる場合もあり、そうしたやり取りができるタイ語か英語のレベルは必要になるでしょう。

【空港(搭乗手続き)のタイ語ポイント】

 

  • タイの空港では、空港スタッフは英語が話せる
  • 何か会話をする、というより、必要なことが聞けて、簡単な答えが理解できるレベルのタイ語、または英語ができれば問題ない
  • トラブルさえなければ、パスポート、荷物、ぐらいの単語が分かればタイ語も英語もいらない

その4)家の中(サービス依頼)

そして重大シーン4つ目は「家の中」。実は一番タイ語が必要とされるのは家での生活かも知れません

日常の生活を送っている分には、家の中では家族としか話さないので、日本人同士のカップルなら日本語で、独り住まいなら日本語でぶつぶつ独り言を言っていれば良いと思いますが、こうした平穏な日々ばかりでないのは日本でもタイでも同じこと。

サービス依頼系は注意が必要

家で生活していてタイ語がどうしても必要になるのは、マクドナルドなどデリバリーを頼む、とか、たとえば水回りの修理が必要になった、とかで修理サービスなどを頼む場合。

食べ物やネット注文のデリバリーサービスは、勿論ネットで注文するわけですが、注文したら「はい、それで終わり!」とはいかない。

それで終わるものもありますが、よく「何時にお届けに上がりますがいますか?」と確認の電話が入ってくるので、その受け答えのタイ語がまず必要。(これはまぁ、日常会話レベルのちょっとしたタイ語です)

よく問題になるのは、修理サービスなどを依頼する場合

たとえば、キッチン周りの水の流れが良くない、となれば、ちょっと見てほしい、とサービス会社に電話します。(こうしたサービス会社はタイに住むお友達などの口コミでどこが良い、というのをまず調べるのが吉)

依頼する時の説明はタイ語が必要で、上手に状況が説明できるかどうか、相手の質問が分かり答えられるかが勿論ポイントで、相手の対応によっては考える時間もなく臨機応変に話をする必要があり、要求されるタイ語のレベルもそれなりに高くなる

それだけなら実はまだ良いですが、約束した日時になっても来ないことが多いのがタイの良いところ(笑)。そこで電話で「どうなってるのよ?」など追い打ちをかける問い合わせのタイ語が必要にもなるのでした。

電話で問い合わせだ!

多少遅れることは日本でもあることだと思いますが、1時間たって2時間たってもまだ来ない。そこで電話での問い合わせが発生します。

  • 「まだ来ないんだけど、いつ来るんですか?」
  • 「あ、今から出るところですから」(←今からぁ?(イラッとする))

で、しばらくしてもまだ来ないので、再び電話。

  • 「あの~、まだ来ないんですけど、いつ来るんですか?」
  • 「あ、今出ましたので。すぐ行きますから」(←今出たぁ?(かなりイラッとする))

で、しばらくしてもまだ来ない。そこで再び電話する。

  • 「あの~、本当に来るんでしょうか?」
  • 「あ、道に少し迷いまして。」(←何やってるんだ!と頭が沸騰)

で、しばらくするとやっと到着(既に約束の時間よりも何時間もたっている)

実際にはこんな単純な会話ではないですが、こうしたことが現実に結構起きる。(来れば良い方で、来ないなーと思って電話すると、「あ、今日は行けないので明日にします」みたいなこともある。(なぜに連絡してこない!?、と激おこプンプン))

これ、実際には私がタイ語で話しているわけではなく、こうしたサービス系への連絡はタイ語が達者な妻がいつもやってます。(とても私の片言タイ語では対応できない)

日本では指定した時刻に届くし、サービス系でも約束した日時に必ず来る。仮に遅れる場合には連絡が来るのが基本だと思いますが、タイではこちらから電話しないと、いつまでたっても連絡は来ない

妻のイライラも頂点に達し、そこでお決まりの言葉が飛び出します。「日本ではこんなことなかったのに。だからタイは...」(いや、タイが嫌い、って言っているわけではないですよ)

私はタイのそうしたアナログのところが好きだったりしますし、実際に対応してないので、

「やばい、また何か妻が怒ってる。何か注文したのかな」

ぐらいで、触らぬ神に祟りなしと遠巻きに事が収まるのを見ていますが、実際対応したとすると相当ストレスたまりそうな感じです。(妻よ、いつもありがとう!)

日本人の多い場所に住んだり日本人コミュニティーに属していれば、専用に対応してくれる窓口の人がいたりするかもしれませんが、私のように普通にタイの中の一軒家に住んでると、こうしたところは状況により柔軟に話せるタイ語レベル、時には相手をせかしたり怒ったりするタイ語が要求されそうです。

(別にサービスマンと政治経済とかの難しい話をするわけではないので、日常会話レベルよりは少し上のレベルでしょうか)

【家の中(サービス依頼)のタイ語ポイント】

  • 家の中では、基本はタイ語も英語も不要
  • ただし、何か依頼や注文した場合、問い合わせができる、またその返答が理解できるレベルのある程度柔軟なタイ語レベルが必要

地域のサービス系の人は英語が話せる人は少ない、と考えておくと無難で(話せたとしても片言)、こうしたサービス依頼系では基本はある程度のタイ語レベルが必要になる、というところです。

タイ語が分かると嬉しいシーン

では6つの重要シーンの残り2つは、タイの日常生活に欠かせない以下の2大シーン。

  • 1)レストラン(食べ物を注文して生き残る)
  • 2)娯楽(王様はやっぱりテレビ)

ではこの残り2つについて、タイ語の必要性とそのレベルを見ておきましょう。

その1)レストラン(食べ物を注文して生き残る)

暮らしにつきもの、といったら「食べる」ですよね?

流石に、武士は食わねど高楊枝、なんて普段の生活で言えるはずもなく、とにかく食べないことにはタイの暮らしも続きません。

日本食レストランのメニューの1例。
日本食レストランは場所によっては日本語表記されたものもある。

「とりあえずお腹を満たす」という場合には「これが欲しい」と注文できればOKですが、レストランでもメニューに写真が載っているところも多いので、タイ語や英語が話せなくても、適当にメニューを指させば注文できるし食べられる。

ただし「生き延びる」という点で言えば、おいしい、まずい、は置いといて、「それが食べられるかどうか」は確認できた方がなお良いです。

何か大げさな話になってきてますが、タイ料理は日本人の口にあう美味しいものが多いと思いますが「辛すぎて(からすぎて)食べられない!」というものも結構あります

  • 「辛いかどうか」を聞く
  • 「辛くないようにしてほしい」という意思を示す

この2つがタイ語で言えるようにしておくと安心です。

私の場合、辛い物はあまり得意ではなく、日本人でも辛いもの大好き!と言う人もいると思いますが、タイの食べ物は日本人が言う辛さとは次元が違う。辛いからこそおいしい、ということも言えますが、現地の人が食べる辛さは半端ない。

以前日本から友達が遊びに来た時、「私、辛いもの大好き」といってたので、現地の人が普通に食べてるもの(スープ系)を出してみたところ、一口食べた瞬間ゲホゲホいってむせ返り、目に涙を浮かべながら「これは無理!」と言って微笑んでいた顔がなつかしい。

サラダもそうですが、タイ人が良く食べる「ソムタム」という名のパパイヤサラダがある(日本で言う玉ねぎサラダ、ダイコンサラダ、みたいな感じかな?)

タイの「ソムタム」というサラダ。これがめちゃめちゃ辛いのだ

甘酸っぱくてピリリと辛さが効いたおいしい食べ物。地元の人が食べる普通のサラダはこれが超絶にからい。食べたくても食べられない、舌が猛烈にやけどする、誰の前でも構わず顔がゆがみまくる、という辛さ。

このサラダに限りませんが、既にその辛さを知っている食べ物は、レストランで注文する時は「あまり辛くしないでね」と頼むようにしています

【レストラン(食べ物を注文して生き残る)のタイ語ポイント】

  • タイで生き抜くためには現地の食べ物は必要不可欠
  • 最低タイ語で「辛くないか」が聞ける、「辛くないようにしてね」とお願いできること
  • この2点のタイ語をおさえていけば、あなたの未来は明るい

ちなみに、まだ食べたことないメニューを注文する時は、「これ、からい?」と聞くと「いや、からくないよ」という答えが返ってくる。これはかなりの確率で信用できません。

その人は「その人にとって辛いかどうか」で答えている確率が非常に高い。今まで何度のその言葉を信じて注文したことか。

その2)娯楽(王様はやっぱりテレビ)

そして6つの重要シーンの最後を飾るのは「娯楽」。タイでもどこで暮らすにしても娯楽は心と体の健康には必ず必要となるものです。

地元のスポーツクラブに所属するなどは、現地のタイの人とのコミュニケーションが必要になり、タイ語レベルも結構必要になると思いますが、たとえばゴルフの打ちっぱなしで気分を変えたいなどの一人で楽しむ娯楽は、そのメンバーになるぐらいの時だけ、簡単な英語が使えればそれで終わると思います。

そうしたもの以外で生活の中にしっかり置かれる娯楽の筆頭は、なんといっても「家でのテレビ」

でもテレビは基本タイ語で放送されているので、それをまともに理解しようとしたら、娯楽が苦行に早変わり。これでは流石につらいし、あぁ、日本のテレビが恋しいなぁ、となるのが自然な流れですが、今では非常に便利な世の中になってます。

まずは「Youtube」。YouTubeで日本の動画をみる、NHKの海外向け放送を見る、ということで、タイの娯楽の壁を簡単に破ることができますが(私がタイに住み始めたころ、日本の放送がみたくなるとYouTubeに頼ってた)でも普通に日本のドラマや日々のニュースも見たいよね、という場合も多いはず。

そこで活躍するのが日本のTVが見れるサービスです。

私の場合、「iSAKURA」というサービスに入ってますが、チャンネルも「NHK」はもとより「日テレ」「フジ」「テレ朝」などから「テレビ大阪」「KBS京都」、更に「BSチャンネル」や「WOWWOW」まで全24局をカバーする優れもの(これでも最低コース)。

1年で1万5千円ぐらい(月換算で千円と少々)であら不思議、これであなたの家の中にも日本に住んでいた時と同じ空間が広がります。(更にコタツがあれば、日本にいるのかタイにいるのか分からないレベルになる(笑))

こうした日本の番組が見れるサービスは、PCやスマホで閲覧する、というのが多いと思いますが、この「iSAKURA」はリビングにあるテレビでも見れる頼もしいやつ。(スマホ、iPadからも見れるので、タイで国内旅行した際には、旅行先のホテルで普通に日本のテレビが見れる。ただし日本では見れない)

私の場合、日本にいてもほぼTVは見ないタイプでしたが、海外に来ると日本が今どんな状態なのかニュースが見たくなる。(ネットで文字としてニュースを見ても良いけど、リアルタイムで動画のニュースが見れるとうれしい)

こうしたサービスを活用することで、家での娯楽はタイ語も英語も一切不要。まるでタイではなく日本にいるような環境を作ることができます。

【娯楽(王様はやっぱりテレビ)のタイ語ポイント】

 

  • 家庭内の娯楽の代表はTV
  • サービス契約することで日本のテレビ番組が普通に見れる
  • 英語もタイ語も一切不要
  • 日本にいるような環境となり、日本が恋しくなる、と言う人の場合、タイにいることを忘れそうになるぐらい

まとめてみると

タイ語が重要になる6つの重要なシーン(タイの生活に多大な影響が出る6シーン)について、最低限のタイ語、英語、ということで見れば、以下の通り。

  • 1)ビザの取得や更新(入国管理局)
    • タイ語や英語が出来なければ、専門業者に頼む、ということもできる
  • 2)病院(診察など)
    • 通訳のいる病院があるので、そうしたところを選べばタイ語も英語も基本不要
  • 3)空港(搭乗手続き)
    • 必要なことを聞く、簡単な答えが分かるレベルのタイ語か英語ができれば問題ない。基本はタイ語も英語も不要。
  • 4)家の中(サービス依頼)
    • 日常会話レベルよりは上のレベルのタイ語が必要
  • 5)レストラン(食べ物を注文して生き残る)
    • 生き延びるために、最低タイ語で「辛くないか」が聞ける、「辛くないようにしてね」とお願いできること
  • 6)娯楽(王様はやっぱりテレビ)
    • 日本の番組が見れるサポートと契約すれば、タイ語も英語も不要

こうして見れば、一番タイ語が必要となるのが、家の中(サービス依頼系)。しかも業者さんとの会話で、日常会話とはちょっと違った柔軟なタイ語が求められそうです。

タイに住みだしたら、まずはタイ語学校などで日常会話レベルの語学力を身に着けるのが良いと思いますが、それも面倒だし大変、でもタイには住みたい!となれば、日本人会とかのある場所を選ぶ(日本人のコミュニティーを探してそこに属す)、というのも良いかもしれません。

ただ、折角タイに住むのであれば、日本人同士で固まるよりは、少しでも現地の人と近い位置で暮らして異文化の刺激を受ける、そのために、日常会話レベルのタイ語力をまず目指す、というのが良いかなと思います。

タイでタイ語を習いたい!という場合には「タイの大学でタイ語を学ぶ!授業のレベルや先生、生徒はどんな人?」の記事を見てみてください。

最後に(タイの中での英語の位置づけ)

今回は、タイで生活する上でタイ語や英語はどれほど必要となるか、私の体験を通して、6つの重要シーンごとに必要とされるタイ語や英語についての解説でした。

最後におまけとして「タイ人の英語」ということについて少しお話しすると、タイにいる一般の人がどれほど英語が話せるか、という点では、多分日本と同じ感覚だと思います。学校では習うけど、実際英語を話す人はあまりいない

ただ、英語圏の国に留学している/留学していた、という割合は、私の実感ではかなりタイの方が多いような気がします。日本にいた時には、私の周りに留学経験を持つ人は数人程度でしたが、こちらに来て交友関係が極端に狭まっていても、留学経験を持っている人はそれ以上にいる。(留学先はシンガポール、オーストラリア、ハワイ、アメリカ、イギリスなど)

英語話せる人はバリバリ話す、でも一般的には日本と同程度、という感じですが、英語が喋れると色々なシーンで助かります。

私の隣の家の人(タイ人)に、「タイ語がまだ話せないんだな」、と言うと、「いや、あなたは英語が話せるんだから、別にタイ語は話せなくてもいいんじゃない」、なんて言われて、ちょっとびっくり。(その土地の言葉を話す、というのはその土地に暮らす人に対しての最低限のマナーだと思ってましたので)何か、英語が話せる、ということに対してもある種のステータスみたいなものがあるかも知れません。

では今回はタイで暮らすのにタイ語、英語は必要か、といった、海外に住む上ではとても気になる言語についてのお話しでした。最後までご覧いただき、ありがとうございました!

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